ドキュメントについて
■HTMLバージョン情報
HTML文章を作成する場合、HTML文章がどんなDTD(Document Type Definition)に従った文章なのか宣言します。
HTML文章の一番最初に宣言します。HTML4.0では3種類のDTDが含まれています。
- HTML4.0 Strict DTD
フレームを使えず、推奨しない属性を一切含まない。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC"-//W3C//DTD HTML 4.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/REC-html40/strict.dtd">
- HTML4.0 Transitional DTD
Strict DTDに非推奨である要素を全て加えたもの。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC"-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/REC-html40/loose.dtd">
- HTML4.0 Frameset DTD
Transitional DTDに対しフレーム機能を加えたものです。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC"-//W3C//DTD HTML 4.0 Frameset//EN"
"http://www.w3.org/TR/REC-html40/frameset.dtd">
■ドキュメント構造について
HTMLの構造を示すために必ず記述します。
- < HTML>
ドキュメントがHTMLで書かれていることを宣言するものです。
- < HEAD>
ドキュメントのタイトル、製作者などの情報を記述します。ブラウザに表示されません。
- < BODY>
この部分がブラウザに表示されます。
SOURCE
<HTML>
<HEAD>
ドキュメントの情報
</HEAD>
<BODY>
ブラウザに表示される内容を記述します。
</BODY>
</HTML>
■タイトルを記述する
タイトルバーにページの名前を記述する。
タイトルはお気に入りはブックマークに使われますので、必ず記述するようにしましょう。
SOURCE
<HTML>
<HEAD>
 <TITLE>Z帝國</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
 ブラウザに表示される内容を記述します。
</BODY>
</HTML>
■基本となるURLの指定
ドキュメントURLをフルパスで記述します。指定されたURLを基準に相対パスが認知するようになります。
SOURCE
<HTML>
<HEAD>
 <TITLE>Z帝國</TITLE>
 <BASE HREF="http://www〜">
</HEAD>
<BODY>
 ブラウザに表示される内容を記述します。
</BODY>
</HTML>
■コメントを入れる
ブラウザに表示されない文字を記入します。編集時の注釈文として使います。
SOURCE
典厩信繁討ち取った!!
<!--この部分は表示されません-->
■ドキュメント情報を記述する
文章の著作、キーワード、期限日付などを記述します。<HEAD>タグに記述します。
- NAME
プロパティの名前を指定します。
- author
製作者情報
- copyright
著作権情報
- keywords
検索時に利用されるキーワード
- CONTENT
プロパティの値を設定します。プロパティの値についてはHTML4.0では定義されていません。
- HTTP-EQUIV
WWWブラウザにHTTPレスポンス・ヘッダーと同等に扱わせ、やり取りしたい場合に情報を書きます。
- Expires
ドキュメントの有効期限を設定します。
- Content-Style-Type
ドキュメントのデフォルトのスタイルシートを設定します。
- Content-Type
ドキュメントのデフォルトの文字コードを設定します。
- Refresh
リロードする。
SOURCE
<META NAME="author" CONTENT="SIMAZ">制作者
<META NAME="copyright" CONTENT="©2000 SIMAZ">著作権
<META NAME="keywords" CONTENT="Z帝國,SIMAZ,・・・">検索時に利用されるキーワード
<META HTTP-EQUIV="Expires" CONTENT="Sun,31 Dec 2000 00:00:00 GMT">ドキュメントの有効期限
<META HTTP-EQUIV="Content-Style-Type" CONTENT="text/css">
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=shift_JIS">
ドキュメントのデフォルトの文字コードをシフトJISに設定
<META HTTP-EQUIV="Refresh"CONTENT="2;URL=http://www〜">
2秒後に指定したURLに移動